鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第4号(2005年5月9日)
「ひょうちゃん」と鎌倉
「ひょうちゃん」と鎌倉
横浜崎陽軒のシュウマイ弁当についている醤油入れは磁器製のヒョウタン型で「ひょうちゃん」の名で親しまれています。この「ひょうちゃん」に表情を入れていたのが鎌倉の有名な漫画家横山隆一さんです。
鎌倉の浜にはシュウマイ弁当の醤油皿と醤油入れ「ひょうちゃん」が時折打ちあがってきます。
醤油皿には青と緑のインクで「横浜駅 崎陽軒のシュウマイ」と書かれています。詳しい方に伺うと昭和44年ごろまで使われていたようです。
「ひょうちゃん」は昭和30年ごろから使われていて、表情には80種類もあって、インクの色も4種類あるので300種ほどになるそうです。描いている方は横山隆一さんの他に原田浩さんも描かれています。私がこれまで拾ったのは10個あまりですが、表情がゆたかで私のお宝の一つです。