鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第30号(2005年8月18日)

残暑の浜辺

レスキュー用ジェットスキー

 残暑 お見舞い申し上げます。 でもまだまだ
暑いですね。 浜辺の救助用ジェットスキーも暑
そうです。
 2~3年前は台風や冷夏の影響で海のにぎわい
もいまいちでしたが、今年の浜辺はにぎやかです。
 13日の浜辺の様子ですが、9日に行われた鎌倉
花火大会の花火の殻がかなり打ち寄せられていまし
た。 これは大きな尺玉の殻のようです。紙製です
が目立っています。 周りには小さな殻やちぎれた
殻など一杯ありました。

9日の花火の殻が浜辺に多く寄せられていました。

珍しく身を出していたスベタガイ

 砂浜には珍しく生きたままのスベタガイが打ち上げ
られていました。 まだ身を出していて小さな造花ま
で取り込んで沖へ出たいともがいていました。
 このスベタガイは、サクラガイなどに穴をあけて
中身を食べる肉食性の貝です。 この間はアサリの
厚い殻に穴をあけた様子を見ましたが、かなりの
スピードであけているようですね。中には2~3つ
穴があいているものも見つかり、生きた貝を同時に
狙っていたようです。
 ゴミの寄せているゾーンに変わった色を見つけて
近寄ってみたらコガネムシが打ち寄せられていました。
こうして見るとコガネムシの色って海の中にない色で
すね。 とっても目立っています。

死んだコガネムシが打ちあがっていました。