鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第319号(2008年1月5日)

珍しい海鳥(その2)

カンムリカイツブリ(若鳥)

 鎌倉は、多くの文士、画家、大学教授などが居を構え

 最良の創作の場として高く評価している。 最良の

 創作の場、ここならいい作品が書けそうだと感じる

 要素の一つが鎌倉の大自然(海や森や生き物達)だ。

 鎌倉の海へやってくる渡り鳥も鎌倉の大自然に魅力を

 感じて羽を休めてくれている。
 鎌倉の景観を考えると、大自然と歴史遺産が多くの

 住民や観光客を魅了している。多くの生き物たちが

 自然の中で身近にありのままを振舞ってくれている

 のが大きな感動を与えるのだ。

 鎌倉に住んだら、この大自然と歴史、文化を満喫し

 ないともったいないのだ。

 

アカエリカイツブリ

ミミカイツブリ

 普段の海辺の鳥達はカモメやウかもしれない。

 でも、こうして昨年暮れからの珍しい海鳥たちが

 見られるのは鎌倉の大自然のふところの深さなのだ。
 鎌倉で育った多くの子供達も大自然に囲まれて

 自然に対する知識が高く、養老 孟司さんを

 はじめ多くの理科系学者が生まれている。

 今、鎌倉は広町緑地、山崎・台峰緑地の保全

 を行っているが二酸化炭素の森林吸収だけで

 はない。

ハジロカイツブリ

ヒメウ

  鎌倉の大自然が多くの人達に、最良の創作の場、

 最良の環境教育の場、最良の子育ての場を与えて

 いるのだ。 ぜひ鎌倉の大自然をもっともっと

 満喫して欲しい。 そしてこれからの地球環境を

 考える第一歩として欲しい。

            撮影者: 池 英夫