鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第574号(2010年6月9日)
燈明皿のかけら
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鎌倉の海辺で拾える陶器
のかけらにこのようなもの
がある。これは燈明皿の
かけらだ。
のかけらにこのようなもの
がある。これは燈明皿の
かけらだ。
これは江戸時代に使われていた
菜種油の燈明皿だ。 中の枠の
中に菜種油を入れて、木綿の燈芯を
縁に乗せて炎にしていた。
菜種油の燈明皿だ。 中の枠の
中に菜種油を入れて、木綿の燈芯を
縁に乗せて炎にしていた。
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この枠のへこんだところに燈芯を
乗せていた。
乗せていた。
裏はこのようである。この時代
西洋ではクジラのしぼり汁鯨油で
各家庭の明かりにしていたのだから
驚きだ。これでクジラが絶滅しそうに
なったのだ。
西洋ではクジラのしぼり汁鯨油で
各家庭の明かりにしていたのだから
驚きだ。これでクジラが絶滅しそうに
なったのだ。
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こうして完品を見ると燈明皿の
かけらとわかる。
かけらとわかる。
油を入れる枠が特徴なので
他の陶器を区別がつく。
他の陶器を区別がつく。
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こうして鎌倉の海辺には
江戸の明かりの燈明皿の
かけらがよく打ち上げられる。
江戸の明かりの燈明皿の
かけらがよく打ち上げられる。