鎌倉好き集まれ!果羊さんの鎌倉リポート・第5号(2006年8月5日)

五所神社にて

空をぐっと仰ぎ見る

材木座、五所神社。

その名は、明治41年に三島・八雲・諏訪・金比羅・視女八坂の
五つを合祀したことに由来するそうです。
決して大きくはない神社ですが
歴史を感じさせてくれるものを
いくつも発見。

例えばこの、お稲荷さん。

すっかり風化して、顔もだいぶ朽ちています。
それ故に、いっそう時の流れを感じますね。

思わず手を合わせたくなります。

お稲荷さん

石の卒塔婆

重要美術品にも指定されているというのが、こちら。
神社の方に伺ったところ、卒塔婆なのだそうです。
言われてみると、ホントだ。卒塔婆の形をしている!

1262年(弘長2年)の作なのだとか。
この板碑目当てに、写真を撮りに訪れる人も
多いそうです。
神輿庫にも立派な彫り物が。
象のような、中国の麒麟のような不思議な雰囲気。

ここのお神輿が、6月の例祭の時に
町を練り歩くんですね。
来年はぜひ行って、リポートしてきたいです^_^

神輿庫

五所神社の境内

境内はこんな感じ。
静かな境内では女の子が一人
スケッチブックを広げていました。

材木座のあたりの雰囲気って
とても好きです。