鎌倉好き集まれ!KIさんの鎌倉リポート・第142号(2009年1月25日)
あけもどろ 由比ガ浜
KIです。
1月25日の早朝,朝日を拝みに由比ガ浜に行きました。始発電車を乗り継いで,午前6時15分に鎌倉駅に到着しました。
まだ,うす暗い鎌倉の街。
若宮大路を南へと進みました。
獅子狛犬の二の鳥居を背に歩いて,一の鳥居を横目にしばらく歩くと由比ガ浜。海の風景が開けます。
1月25日の早朝,朝日を拝みに由比ガ浜に行きました。始発電車を乗り継いで,午前6時15分に鎌倉駅に到着しました。
まだ,うす暗い鎌倉の街。
若宮大路を南へと進みました。
獅子狛犬の二の鳥居を背に歩いて,一の鳥居を横目にしばらく歩くと由比ガ浜。海の風景が開けます。
午前6時45分,いまだ朝日,昇らぬ由比ガ浜の風景。
この時間帯の波が最適なのか,こんな朝早くから多くのサーファーが訪れていました。
それでも日の出が近いのか,次第に赤みが増して行きます。
この時間帯の波が最適なのか,こんな朝早くから多くのサーファーが訪れていました。
それでも日の出が近いのか,次第に赤みが増して行きます。
そして,午前7時。
あけもどろ
輝く日輪が,山の端から姿を現しました。
あけもどろ
輝く日輪が,山の端から姿を現しました。
次第にその勢いを増す朝日。波打ち際が一気に朱から黄金色に染まります。
‘ 天とよむ大主
あけもどろの花の 咲い渡り
あれよ見れよ 清(ちゅ)らやよ ’
【おもろさうし巻十三「舟ゑとのおもろ」より】
これは沖縄の古代歌謡集「おもろさうし」に収載されている「舟ゑとのおもろ」からの一節。タイトルにもある「あけもどろ」とは日の出の瞬間の荘厳な光景のことです。鎌倉と特に関係のない琉球の神歌ですが,不思議なほど,由比ガ浜の日の出の光景にもよく合っているなと思ったのでご紹介しました。
ちなみにこの「おもろさうし」は,16~17世紀編纂にもかかわらず,琉球語と大和言葉が分かれる以前の古墳時代の倭語の面影をある程度,今に伝えているのではないかといわれています。
‘ 天とよむ大主
あけもどろの花の 咲い渡り
あれよ見れよ 清(ちゅ)らやよ ’
【おもろさうし巻十三「舟ゑとのおもろ」より】
これは沖縄の古代歌謡集「おもろさうし」に収載されている「舟ゑとのおもろ」からの一節。タイトルにもある「あけもどろ」とは日の出の瞬間の荘厳な光景のことです。鎌倉と特に関係のない琉球の神歌ですが,不思議なほど,由比ガ浜の日の出の光景にもよく合っているなと思ったのでご紹介しました。
ちなみにこの「おもろさうし」は,16~17世紀編纂にもかかわらず,琉球語と大和言葉が分かれる以前の古墳時代の倭語の面影をある程度,今に伝えているのではないかといわれています。
そして,午前8時。
太陽の位置が高くなるにつれて,海に照らす陽射しの色も変化していきました。
材木座の方角を見れば逆光。
白銀色の海にサーファーや散歩の人影がシルエットに浮かびます。
太陽の位置が高くなるにつれて,海に照らす陽射しの色も変化していきました。
材木座の方角を見れば逆光。
白銀色の海にサーファーや散歩の人影がシルエットに浮かびます。
そして,稲村ガ崎がある方向を見れば順光。
まだ赤みが残る青空の下,藍色の海と波頭にサーファーたちが戯れます。
まだ赤みが残る青空の下,藍色の海と波頭にサーファーたちが戯れます。
そして,元気な朝の海が今日もまたやってきました。
午前8時半,自分たちも朝食へ。
坂ノ下海岸から長谷駅へ,江ノ電を乗り継いで鎌倉駅へと向かいました。
・記事セットアップ:2009年1月27日
午前8時半,自分たちも朝食へ。
坂ノ下海岸から長谷駅へ,江ノ電を乗り継いで鎌倉駅へと向かいました。
・記事セットアップ:2009年1月27日