鎌倉好き集まれ!KIさんの鎌倉リポート・第30号(2006年12月24日)

年の瀬,宵の江ノ電沿線紀行

とうとう今年もクリスマス時期ですね~。
おそらく多くの人にとっては, クリスマスとその少し前の時期が年末年始で最も気分が華やぐ時期ではないかなと思います。ちょうどそのような,クリスマスの1週間前,自分は江ノ電に乗って,日の沈むころ,鎌倉高校前~長谷~鶴岡八幡宮あたりを散策してきました。
 さて,これからご一緒に,1週間前にタイムスリップして宵の江ノ電沿線を巡り歩きましょう^^ 

午後5時過ぎの鶴岡八幡宮にて

まずは,出発点。鎌倉は鶴岡八幡宮へとご案内^^

冬至の近いこの時期,午後5時を過ぎると完全に真っ暗になってしまいますね。
一日の仕事を終え,本殿を後にして帰途に着く巫女さんたち。

今年は12月半ば過ぎになって,やっと大イチョウが黄色く染まりましたね。
ちなみに今朝(12月23日),八幡宮に詣でたら,まだ黄色いイチョウの葉が残っていましたよ。

さて,八幡宮の境内を後にして若宮大路を歩いて江ノ電に乗りましょう・・・


ガタンゴトン,ガタンゴトン,ガタンゴトン・・・
鎌倉駅から江ノ電に揺られること7分で長谷駅に到着。

午後5時半に高徳院,有名な長谷の大仏様にまみえます。

そう,ここは午後6時まで開館。鎌倉エリアでも最も遅くまで入場できるのです。
しかも,この時間帯はライトアップされた大仏様を拝めます^^

ピークは過ぎているものの高徳院でもしっかり紅葉が残っていました。

年末気分と紅葉(黄葉)が同時に味わえるのが今年の特徴だったようですね。


午後6時になると高徳院も閉園。駅に戻りましょーねー。

夜の紅葉と長谷大仏

長谷駅はこの時期,イルミネーションで彩られています。

今年の江ノ電 HIKARI 2006と銘打って,鎌倉駅,長谷駅,鎌倉高校前駅,江ノ島駅が光に包まれています。

さて,光の長谷駅から藤沢方面へと向かう電車に乗って,もう一つの駅イルミネーションの鎌倉高校前駅を目指しましょう。

長谷駅,光の駅舎を江ノ電が走り抜けます

七里ヶ浜駅を過ぎたあたり,昼間であれば湘南の海と江ノ島の風景がめいっぱい広がる車窓も真っ暗闇・・・

でも,次々に海沿いの道路を通り過ぎる車のライトと遠巻きの江ノ島のネオンに何となく湘南の海を感じるのは気のせいでしょうか。

午後6時半,鎌倉高校前駅に降り立ちます。

ちなみに写真は別の日,6時半より1時間少し早い時間帯に撮った鎌倉高校前駅からの光景。

波音とともに江ノ島のネオンと車のライトが無数の光の束となって駅舎に流れ込んでいました。広大な海に向けて開放的な駅の様子を実感していただければ幸いです。

ちょっと寒いけど,しばし眺めていましょーねー。

鎌倉高校前駅,関東の駅百選に選ばれているんですよね

建物の形だけでなく,入居している店舗も個性的です

そして,鎌倉高校駅から一路,再び鎌倉駅へと戻ります。

駅を出て小町通りに出たのは午後7時半。入り口の鳥居のすぐそばにあるクリスマスイルミネーション。

古代ローマか中世ビザンチンみたいな円形競技場っぽい建物がユニークですね。

この造形がクリスマスイルミネーションに良くあっています。


これにて,冬の宵の江ノ電散策は終わりです。

2時間半ほどの小さな夜紀行,江ノ電沿線の遅い紅葉とイルミネーション,いかがだってでしょうか・・・

今年は本当に冬本番と晩秋が同時に訪れたような12月下旬でしたね~


さあ,旅路の後は,

なると屋,洋風懐石モア,湘南カレーゆうゆう庵・・・etc

それぞれお好みのお店で腹ごしらえをしてひえた体を温めてお帰りくださいね^^

それではお疲れ様でした。

追伸,
自分も目下,クリスマスの湘南鎌倉を楽しんでいます^^