鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第14号(2003年1月31日)

長い鳥居の化粧直し  佐助稲荷神社

源頼朝に挙兵を勧めたという稲荷を祭る神社。
100本以上ある赤い鳥居が有名で、珍しくその鳥居を新しく立て替えるところに出会いました。

良くみると、鳥居は朽ちてきているのも何本かあって、朽ちたものを新しくしていって、
いつも綺麗になっているのですね。

横になっている木を見ると、随分太そうな木です。
杉の木だそうです。

はじめ 横になった沢山の木を見て、新たに鳥居が増えるのかと思ったのですが、鳥居の中ほどでは、古い鳥居を抜き去った跡が何箇所かあって、そこへ建て替えていました。
新しく 鳥居が出来上がりました。
ここへ赤い色を塗れば、沢山の中では全然目立たなくなってしまうでしょう。

長いトンネルの鳥居をくぐって小さな本殿まで登ると、金狐箱といわれる岩のほこらや、霊狐泉といわれる清水が岩屋から湧いている。階段まで水が流れ出ていました。

修学旅行の学生さんに沢山出会いました。近頃は冬の今時分 修学旅行が行われるのですね。
佐助稲荷から、銭洗い弁天を経て、源氏山から大仏ハイキングコースを歩きました。

ところで 大仏(長谷)トンネルへでるちょっと前に、こんな危険なものがあったのです。
ハイキングコースの道で、有刺鉄線が張られているのです。それも沢山!!
ハイキングコースの内側に 人が歩くすぐ脇です。せめて外側でも ? 首をかしげますが!
みると、新しい鉄線です。道のすぐ脇なので、よろけたり すれ違ったりするとき当たってしまいます。子供などつかまってしまうと思います。
畑があって入られて困るところでは無いようなのに、どうしてこんな危ないものが張られているのか不思議です。とともに 怒りをおぼえました。
有料になってはじめて長谷寺へ入ってみました。もう 梅の花がたくさん咲いていました。
珍しく、ビロードのような木瓜(ボケ)の花が咲いていました。黒光という品種です。

木瓜(ボケ)  花言葉 ; 早熟、平凡

日本には平安時代に中国から渡来したといわれています。日本の自生のものは「クサボケ(別名しどみ)だけ。
果実がウリに似ているので木瓜と書いてボケと読みますが、昔は「モク」と読んでいました。
江戸時代以降に、たくさんの品種が生まれました。当時は、園芸用だけでなく、薬用としても伝わっていました。