鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第32号(2003年11月1日)

落ち葉の季節       北鎌倉

ヒメツルソバ   円覚寺

ヒメツルソバ  【姫蔓蕎麦】  タデ属 タデ科

大きくアップするとこんな可愛い花が咲いています。タデ科の花はやはり同じような花ですね。

ソバに類似し、茎がつるになるため、ツルソバという名。

もともとは園芸用として輸入されたものが、野生化したもの。丈夫で花期が長く蔓で地面をしっかり覆ってくれるため、雑草抑制や景観向上に役立つ。

ヒメツルソバの群生  円覚寺

 
円覚寺の山門を抜けたあたり一面に群生しています。

毎年 毎年 増えていくようです。以前はこんなにはなかったけど、今年はこの建物の前一面に咲いていました。見事です!。

春に挿し芽か、種子をまいて増やします。寒さに弱いので分布は東北地方以南です。(と 立て札が立っていました)

シュウメイギク 【秋明菊】  きんぽうげ科

本によって、イチリンソウ属とアネモネ属になっています。

古い時代に中国から入ってきたと考えられている多年草。
京都の貴船に多かったので【キブネギク】の名もある。

紫色の花はもう終わりかけでしたが、白い花のほうは、今が盛りでとっても綺麗でした。

シュウメイギク  円覚寺

ジュウガツサクラ  東慶寺


ジュウガツザクラ 【十月桜】  サクラ属 ばら科

四季桜で秋から開花、また 四季を通じて開花するから。
ヒガンザクラの園芸品種で観賞用に栽植される落葉低木。

円覚寺では、すこしピンクがかったのが咲いていましたが、ここ東慶寺の十月桜は、真っ白でとっても綺麗でした。桜だけに花が咲いている間、葉が一枚もないので、いつ葉が出ているのか不思議です。

コスモス 【秋桜】 コスモス属 きく科  
      別名【大春車菊(おおはるしゃぎく)】
  花言葉 ; 乙女の真心,調和,野生美,少女の純潔

コスモスとは、ギリシャ語の「美しい」という意味の言葉が語源。
英語では、コズモズと読みますが、「宇宙」の意味もあり、「調和」という花言葉はそこからきています。
「野生美」は、どんな雨や風でも、必ず立ち直ってまたすぐに花をつけるところからつけられた花言葉です。

コスモス   東慶寺