鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第15号(2006年5月3日)

長谷の花便り 光則寺

藤 

藤 日本原産のマメ科

光則寺の「藤」といえば、山門前の白藤が有名
白藤は咲き始めたばかりで、見頃になるのは1週間位先かな。
でも、今年は少し花の付きが少ない様。

白藤は「藤棚」に設えてあるけれど、この藤は隣の木に巻き付いています。
藤の蔓は右巻きとか・・・

今鎌倉の山肌には、藤の花が滝のように咲いています。
ちょっと当たりの山を見回してみて下さいね。
藪手毬 スイカズラ科

ガクアジサイの様に、真ん中が花で回りに白い装飾花が付いています。

大手毬はこの藪手毬の改良種で、毬の様に丸くなった花は全部が装飾花

藪手毬

小手毬

藪手毬・大手毬・・・そして「小手毬」

前者は「スイカズラ科」だけど、小手毬は「バラ科」

小手毬の花をよく見ると、同じバラ科の梅の花に似ていて、五枚の花片が可愛い

都忘れはキク科 別名 東菊

「今日からはこの花によって都のことを忘れることができる」
と、佐渡に流された順徳天皇が、庭に咲くこの花を見て言ったそうです。

そんな切ないお話に由来する名の「都忘れ」

「都忘れ」で私が思い出す森山良子の歌も
失恋の歌だった様な・・・

花言葉は「別れ」

都忘れ