鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第23号(2006年7月4日)
「鎌倉ものがたり」を歩く ☆妙本寺☆
鎌倉駅から本覚寺を抜け、夷堂橋を渡り左手に歩くと、立派な山門が出迎えてくれます。
「妙本寺」の「総門」です。
「総門」を入ると、右手の六角形の建物から子ども達の元気な声が聞こえてきます。「比企ヶ谷幼稚園」です。
「比企ヶ谷(ひきがやつ)」ここは、北条氏により滅亡された比企能員の屋敷があった場所
1203年に比企一族はことごとく攻め滅ぼされてしまいますが、京にいて難を逃れた比企能員の末子能本が、一族の菩提を弔うため日蓮の弟子日朗を開山に迎え、ここ比企ヶ谷に創建したのが「妙本寺」です。
西岸良平の「鎌倉ものがたり」で比企一族の悲話にふれ、前世から一色正和と妻亜紀子が結ばれる運命だったという話が、「比企の契り」 第3巻 第29話です。
「妙本寺」の「総門」です。
「総門」を入ると、右手の六角形の建物から子ども達の元気な声が聞こえてきます。「比企ヶ谷幼稚園」です。
「比企ヶ谷(ひきがやつ)」ここは、北条氏により滅亡された比企能員の屋敷があった場所
1203年に比企一族はことごとく攻め滅ぼされてしまいますが、京にいて難を逃れた比企能員の末子能本が、一族の菩提を弔うため日蓮の弟子日朗を開山に迎え、ここ比企ヶ谷に創建したのが「妙本寺」です。
西岸良平の「鎌倉ものがたり」で比企一族の悲話にふれ、前世から一色正和と妻亜紀子が結ばれる運命だったという話が、「比企の契り」 第3巻 第29話です。
更に参道を行くと辺りは深山の山寺の様に杉木立が生い茂っています。
そのせいか「妙本寺」の紫陽花は今が見頃
殆どの紫陽花は淡いブルーで、何故かこの寺に似合う色
石段を上ると「二天門」があり、両脇に立ちはだかるはお寺の警備を仰せつかった持国天と毘沙門天
「二天門」の正面には精巧に彫られた龍の彫刻が施され
脇の装飾は象でしょうか?
二天門奥の重厚な建物は「祖師堂」
祖師堂は建長寺の仏殿と並ぶ、鎌倉最大級の木造建築
「妙本寺」は海棠も有名ですが、夏は「凌霄花」の花が有名です。
蕾が出番を待ちかねているかの様に沢山蔓に付いていました。
いつもは「二天門」で出迎えてくれる猫が、今日は「祖師堂」の回廊で夢見心地