鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第32号(2006年8月27日)

長谷の小径 「昭和の風が吹き抜ける小径」

のり真安斎商店

鎌倉市景観重要建築物に指定されている「のり真安斎商店」と揚げ立てコロッケが評判の「宮代肉店」の間を入った小径

その小径は「昭和の風が吹き抜ける小径」

一歩足を踏み入れると「昭和」へタイムスリップ

板張りの壁の家・・・ガラガラって開ける玄関戸
黒い板の塀・・・向かいは黒い竹垣の塀

矢絣の銘仙の着物に白い割烹着を着た女性が慌てて隣の家に飛び込んだ
「ねえ お味噌 貸して~」
そんな昭和の路地裏の風景

チリンチリン
・・・現実に引き戻してくれたのは、サーフボードを横に積んだチャリ

この小径は交通量の多い表通りの抜け道として自転車やバイクも通る

おやおや今度は人力車

今日は外人観光客を乗せていますね

「Welcom to KAMAKURA」

あっ!お花踏まないよう気をつけてね 車夫さん♪

道行く人の目を楽しませてくれる四季折々の花
今は秋明菊が咲いています。

終点は「和紙よひら」

「のり真安斎商店」の店舗は大正13年、奥の住宅部分は昭和13年築

そして、この小径には古民家を改装したイタリア料理の「NADIA」や「和紙よひら」もあり

ほんの100メートル程の「昭和」がここに残っています。

ここも次の時代に残したい「鎌倉」です。


細い道の脇には、四季折々の花が道行く人の目を楽しませてくれます。

今は朝顔や秋明菊

そして葡萄や瓢箪も・・・

NADIAの垣根の葡萄