鎌倉好き集まれ!omisaさんの鎌倉リポート・第41号(2003年12月14日)

初冬の鎌倉・・満福寺

満福寺


江ノ電「腰越駅」から5分位のところ
江ノ電の踏切を渡ってすぐです
駅に降り立つと潮の匂いがしました

行基が開いた寺
源義経が兄の頼朝に鎌倉入りを拒まれ逗地した地で「腰越状」をしたためたお寺です


義経手洗いの井戸・弁慶の腰掛石が今も本堂前に残っています

「義経と静」の襖絵


本堂の襖三十二面に「義経と静」の別れの場面をイメージして、
物語風に描かれた鎌倉彫の襖絵が圧巻です

解説を読みながら
しばし悲運の歴史物語にロマンを感じて・・

天井には


本堂の位碑堂の格天井に四十八種の七色の
そして玄関の天井には四十センチ四方の花の鎌倉彫に
漆を塗った板絵が飾られています


正に鎌倉の歴史と文化を象徴するお寺ですね

人懐っこい縫いぐるみのようなワンちゃん達が迎えてくれて
訪れる人の憩いの場になっていたみたいです