鎌倉好き集まれ!ロビン・レインボーさんの鎌倉リポート・第15号(2010年3月12日)

光則寺で花を愛でる

 長谷寺の交差点を通り過ぎて、石碑の角を曲がると、閑静な住宅地があります。緩やかな登り道の突き当たりに、光則寺があります。門前には小ぶりな桜が咲いています。

 境内には、梅や三椏があちこちに花を咲かせています。三椏の花は、小さなトランペットを球体にしたような形状をしています。花を愛でていると、ストレスが緩和されるような気がします。一年のうちの決まった時期に必ず開花するとは、植物は何と精巧な体内時計を持っているのでしょうか?

 帰り際に気づきましたが、山門の手前で葉の緑と補色の赤い花を誇っているのは椿です。日本的な花にしては、自己主張が強いようですね。