鎌倉好き集まれ!ロビン・レインボーさんの鎌倉リポート・第42号(2010年11月6日)

七里ヶ浜で雲に魅せられて

 雲の写真ばかり見せられると退屈するかも知れません。しかし、秋の雲は変化に富んでいて、私などは決して飽きることがないのです。鱗のようだったり、綿のようだったり、鰯のようだったり、何に似ているかと空想するだけで、楽しむことができます。雲が主役だと、江ノ島はついでのように感じられるでしょうか?

 秋の雲だったら、太陽が隠れても、まるでレースのカーテンのように、装飾的な印象を感じます。休符のように、次の音符を強調するかのように、雲は太陽を隠しては、次の登場を劇的にしてくれます。水平線と対称に、波は海の青さに白いアクセントを付けています。まるで、空の雲のように。