鎌倉好き集まれ!Shimaさんの鎌倉リポート・第17号(2006年2月27日)
ちょっと恐い『瓜ヶ谷やぐら群』その1
『瓜ヶ谷やぐら群』に久しぶりに行ってみた。
ここはいつ来てもちょっと恐い感じがする。
鎌倉に多くのやぐらがあるけれど、ここは昔の人々の精神が直に伝わってくるように思える。
このままで保存ができれば良いが、やや荒れているのが気にかかる。
大切にしていきたいものである。
『瓜ヶ谷やぐら群』
葛原岡神社北側の谷にある五穴から成るやぐら群。
地蔵やぐらと呼ばれる群中最大のやぐらは、内部彫刻の種類の多いことでよく知られている。
中央に地山の凝灰岩を彫り出した地蔵菩薩坐蔵、奥壁に肉厚彫りの如来形坐蔵・大五輪塔、右壁に舟形後背を持つ地蔵菩薩立像・神像・小五輪塔などの彫刻を残す。
(鎌倉事典 大三輪竜彦氏注釈より)