鎌倉好き集まれ!つなさんの鎌倉リポート・第11号(2007年9月18日)

第11回 高田祟史『QED~ventus~鎌倉の闇』

とにかく極楽寺切通しは賑やかでした。

今回は『QED~ventus~鎌倉の闇』をご紹介します。

この本は殺人事件の部分もありますが、
大半は鎌倉に関するウンチクが満載という作品です。
より詳しく鎌倉を知りたいという方にはいい作品かもしれません。

主人公たちはそういった話をしながら
北鎌倉を起点に、銭洗弁天→八幡宮→鎌倉宮→長谷→江ノ島という
豪快な鎌倉散策コースを歩き続けます。
そのコースの中には御霊神社も含まれており、
章のタイトルには≪御霊神社の風≫というのもあります。
もちろん、御霊神社に関するウンチクも描かれています。

今日は、御霊神社の面掛行列が行われたので
見に行ってみました。

平日にもかかわらず、この神事のときは混んでますね。

鎌倉神楽です。数々の神様を招きます。

やはり「鼻長」が一番奇抜な顔をしています。

わたしは初めて見に行きましたが、
古くから行われている神事らしくて
とても雰囲気がいいですね。
毎年は来ていないそうですが、
何度か見に来ているわたしの同行者から
こんな話を聞きました。

『以前、見に来たときに「阿亀」は
わりと派手な色合いの衣装を来ていたそうですが、
今年はおとなしいね。』

わたしはよくわかりませんが、
きっとたまたまなんでしょうね。

「阿亀」は人気がありました。