鎌倉好き集まれ!つなさんの鎌倉リポート・第6号(2006年5月5日)

内田康夫 『日蓮伝説殺人事件』

妙本寺の日蓮立像です。

第6回は内田康夫『日蓮伝説殺人事件』です。

週末になると必ずといっていいほど県外に所用ができ、
鎌倉に来られない日々がつづくこと3ヶ月あまり。
やっと休みができたと思ったら、
混み混みのゴールデンウィークのど真ん中。
人混みの苦手なわたしは
もちろん観光客がワンサカといる小町通りは避けて、
若宮大路を横切り、妙本寺へ向かいました。

こちらにも立像のある日蓮上人のゆかりの地を訪ねて
事件の謎を解いていく、浅見光彦と伊藤木綿子。
それがこの『日蓮伝説殺人事件』です。
ただ、作品中では藤沢の龍口寺は訪ねますが、
残念ながら鎌倉は車で通過するシーンしか出てきません。
そこで今回は鎌倉にある日蓮ゆかりの寺院を訪ねることにしました。
たまたま今日、5月5日に清正公祭という祭事が行われるのが、
日蓮上人松葉ガ谷法難の舞台の地でもある妙法寺です。
なので、今日はそちらまで散策することにしましょう。


妙本寺から妙法寺へ向かう途中、花の名所の寺院があるので、
咲き具合はどうかなと期待をしていたのですが、
別願寺の藤も、安養院のツツジも
イマイチだったので、ちょっとガッカリでしたね。

あぁ、藤もイマイチでした。

わたしが好きな寺院のひとつ、松葉ガ谷の妙法寺です。

妙法寺に到着しました。

北鎌倉や小町に比べれば当然少ないのですが、
それでもいつもよりは、花を愉しむグループが
多かったように思いました。
お庭ではツツジやシャガがキレイでした。


それにしても、いいお天気でしたね。
わたしが訪ねたころには、すでに祭事は終っていたようですが、
本日限定で授与される「清正公勝守」は手に入れることができました。
菖蒲が挟まった「勝負運」がつくお守りのようです。

「清正公勝守」です。本日限定で授与されます。