鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第90号(2006年9月18日)

”鎌倉神楽”観賞、御霊神社。

御霊神社への道(9月18日)

◆御霊神社(源五郎神社)への道

江ノ電長谷駅を大仏方面に進むと、
この「御霊神社。成就院、極楽寺への近道の案内板」があります。
脇で芙蓉の花が咲いていますね。

今日は、敬老の日。午後から、坂下地域の老人会の方を優先的に招いて、鎌倉神楽が執り行われました。
◆鎌倉神楽 御霊神社

境内で鎌倉神楽の舞が催されました。
この神楽は、吾妻鏡にも記載されているものです。
一部だけ紹介しますね。

射祓い:弓矢による四方のお祓い、諸悪を退去させる御神徳です。
神楽が始まった頃は、小雨模様だったのですが、観客はご覧の通り
たくさん集まっていました。

鎌倉神楽(9月16日)

湯立神事(9月18日)

◆湯立の神事

神楽のメインイベントは、掻湯、湯立の神事です。

御幣の串で大きな釜の湯を掻き回す。
回転する湯の中央に沸騰した泡が噴水のように立ち上がる。
これを湯花あがりと言います。
大きな湯花が上がると”吉兆”であるそうです。今年も”吉兆”でした!

このお湯は、笹によって回りの人にも焼けどしない程度で振舞われました。
◆面掛行列

鎌倉神楽の後、坂下地区で面掛行列が行われました。

源頼朝が隠れ里の娘を懐妊させたため、住民に託した一日限りの無礼講の名残りです。
おかめの面をつけた妊婦など面をつけた十人集が路地裏を練り歩きました。
地元の子供たちも参加して、地元のふれあいを感じさせるイベントでしたよ。

面掛行列(9月18日)

今日の鎌倉の夕焼け(9月18日)

◆今日の鎌倉の夕焼け

帰宅の途についたJR鎌倉駅にて。
空が茜色に染まっているのに気づきました。
電車待ちのホームから見かけた今日の”鎌倉の夕陽”です。
真赤でしたよね。
今日も一日、想い出に残るいい日でした♪

-おしまい-