前号の続き、浄智寺から山越えで扇ガ谷の海蔵寺へ。
こちらは北鎌倉に比べると観光客の数も少なく、ゆっくりと花を愛でることができました。
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第44号でもご紹介しましたが、今の時期境内で目に付くのが松葉菊。
この日訪れてみると、隣の白と紫の花菖蒲が咲いており、葉の緑と合わせて見事なカラーコントラスト！

白の花菖蒲をアップで。
バックの松葉菊のピンクがとても鮮やかで、白い花を一層引き立たせていました。

花菖蒲の手前には、ピンクの小さな花が密集した京鹿子も咲いています。
バックの花菖蒲や松葉菊と共に、この時期庫裏の前は一際華やか。

本堂の裏は、池を配した禅宗風の庭園。
非公開ですが、本堂の脇から眺める事ができます。
しっとりと落ち着いた雰囲気の中、白いカラー（海芋）が目を惹きます。

本堂の横手には、ガクアジサイが涼しげな表情を見せています。

山門の近くには、ピンクのグラデーションが美しい紅ガクアジサイが。
バックは鐘楼と、その足元に咲いている松葉菊です。

帰り際に赤い傘付近から撮った一枚。
サツキ・松葉菊・花菖蒲、更には本堂の衝立を通して、裏庭園の緑が望めます。
次は、最後の浄光明寺へ。