鎌倉好き集まれ!dekimaroさんの鎌倉リポート・第64号(2007年7月21日)

鬼百合・大賀蓮・半夏生・兎苔【収玄寺・光則寺】

■収玄寺

平年ではそろそろ梅雨明けとなる時期ですが、今年もまだ少し先になりそうです。
今回は久々に長谷方面へ。 アジサイの時期の混雑も終わり、本来の静けさが戻ってきました。
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まずは収玄寺へ。
長谷寺の手前にひっそりと佇む、花の寺です。
いつもながら色々な花が楽しめますが、本堂前に咲いていたのは、今が旬のオニユリ。

■光則寺

続いては、鎌倉の西の花の寺、光則寺。
山門をくぐった左手には、本堂の屋根をバックに、大賀蓮の鉢植えがあります。
殆どが既に散っていましたが、この一輪だけが見事なピンク色の花を咲かせていました。

■光則寺

その大賀蓮の花をアップで。
ピンクのグラデーションが美しい花弁に、朝方の雨露が輝いていました。

■光則寺

本堂前にはそろそろ終わりを向かえた、ハンゲショウが。
静かな雰囲気のお寺さんには、なぜか似合う花です。

■光則寺

客殿の前には色々な花の鉢植えがありますが、目を惹いたのがこのウサギゴケ。
1cmにも満たない小さな花ですが、文字通りウサギの姿にそっくり!
南アフリカ原産のタヌキモ科の仲間で、実は食虫植物だそうです。