鎌倉好き集まれ!eggmanさんの鎌倉リポート・第16号(2003年3月9日)

一号ポスト(13)拾遺;名越と極楽寺 + 稲村の日の入

名越

 この一号君は大事にされているところが好きです。とおもうのは、こちらのお宅様からは新しく作った塀をわざわざくり抜いてポストを残していただいている、と見るからです。よく大きな木を残す時にこうやって塀などをくり抜いていますけど同じように大事にされているのだと感じ嬉しくなります。
 場所は、バス通り(由比ガ浜通り)を段葛の下馬よりさらに東にずっと行くと 安養院 などがあります。さらに東に進んで横須賀線を越えてすぐの左、名越のクリーンセンター(ごみ処理場;街の中からも白い高い煙突が見えます)の直前です。前回の材木座の際にご紹介しておけばよかったと思っています。今の道の途中、安養院より手前、元八幡に折れる角でしたっけ お菓子屋さんの 大久に もあります。
 関東の駅百選 にこの辺では 鎌倉と鎌高前 と共に 極楽寺 も選ばれています(すでにだいぶ前に ぶらり旅 でご紹介されています)。一号ポスト君はこの写真のように枯れた景色の中でひときわ目立つところ(看板さえなければ)。
 先日テレビでやった寅さん 29 話は 47 話と共に鎌倉が映り、なかに あじさい寺 成就院 の場面があります。成就院は 極楽寺駅 から長谷方面に下りていくほうが歩くのは少し楽です。寅さんは長谷方面からの階段を上っています(私もそっちの道の方が好き)。そちらの階段から後ろを振り返ると 由比ガ浜 の景色が広がります。そこをクニケンさんが表紙の写真として紹介されています(クニケンさん、勝手に講釈垂れて失礼します)。
 この駅は奈良でいえば 法起寺(法輪寺だったかな)みたいな感じがします...完成されていて。

極楽寺駅

今回のおまけ
 江ノ電の極楽寺の次(藤沢方面)は 稲村ガ崎 です。海岸に出ると岬が公園になっていてそこは近年夕陽写真の名所となっています(いつからでしょう、ここ十年から二十年ぐらいでしょうか)。週末の夕方は カメラおやじ が大勢三脚を立てています(ただしくは中年男性だけではなくて中年女性や青年男性もいますが カメラ小僧 同様に語呂がいいので)。私はここに夕陽を見に来たことは昨日が初めてで、これまで生まれてから一度もありませんでした。
 公園の上の展望台からも、下の展望台からも、さらに下の磯からも、夕陽と江ノ島と富士山が同時に捕えられ、ちょっと写真がうまければ絵葉書のような写真が撮れます(もっとうまければ芸術写真が...?)。富士山はこの写真の少し右で昨日は雲がかかってました。
 寅さん 29 話のレストランの場面はこの公園の向かい側のお店(今改装中)かと思います(浅い判断;ビデオや本などで確認すらしていません、テレビで見て思っただけ)。
 この写真は公園よりさらにもう少し 七里が浜方向 の浜からです。ちなみに昨日は 大島 も見えました。

稲村ガ崎からの夕陽