鎌倉好き集まれ!えりぃさんの鎌倉リポート・第7号(2005年3月8日)

曇り空の日曜日・・半日散歩  その3 宝戒寺へ・・

「期待に胸をはずませていた・・遠い昔の自分。絵馬の願いから始まる人生」 荏柄天神



瑞泉寺を出たら15時過ぎ。
拝観時間は何時までだったかな・・と気にしながら
駅方向を目指して歩きました。
途中、鎌倉宮、荏柄天神と寄り道。

他の皆さんもリポートしてくださっていたのですが
赤い色が綺麗だったので1枚だけ写真を撮りました。

天神様は学問の神様・・
遠い昔に自分も通った受験の門
この春から大学生になる次女の事も
ちょっぴり考えたりして・・。


16時少し前に宝戒寺に着きました。
拝観料を払おうとすると誰もいません。
誰かがお皿の上に置いた拝観料がそのままになっていて
私もそこへ置いて境内に・・。
境内ではお掃除が始まっていました。
お掃除しているおじさんに拝観料を置いてきた事を伝えると
「うんうん、いいよいいよ・・こっちが忙しくてねぇ~」と・・。
のどかだなぁ・・って思いながら
「もうすぐ終わりの時間だもんね」と言うと
「いや、大丈夫だよ。ゆっくり見ていきな」の答え。

本堂にあがってゆっくり見せていただきました。

「今が盛りと咲き誇っている・・その華やかさが少し羨ましい」 枝垂れ梅


本堂の中は当然撮影禁止。
縁側への戸を開けたほんの少しの隙間から光が差し込んでいました。

外は色とりどりの梅が満開。
やっぱり本堂の中をお掃除していたおばちゃんに
「ここから外を撮ってもいい?」と訪ねました。
答えは・・
「いいよ。外に向かって撮るなら全然問題ないよ」でした。

「薄暗い空間に差し込む光の行方・・梅の香に誘われて・・」 宝戒寺 本堂から

本堂を出ると、ちょうど人力車のお兄さんが
お客さんに説明をしているところ。
・・ひとつの枝に白とピンクの梅が咲いているんですよ・・

(どれどれ?  あ・・本当だ~)

・・ここは萩の花でも有名なんですよ。次回は萩の季節にお出でくださいね・・

(萩の季節ねぇ・・)

な~んて何気なく話を聞きながら
春の彼岸の「ぼたもち」と秋の彼岸の「おはぎ」を思い浮かべる・・
どこまでも食べ物に釣られる私でした。

「小さな旅の終わりはいつもここ・・雲の向こうに薄明かり。 明日は晴れるね」 七里ガ浜



帰り道・・今回は遠回りをして
鎌倉から藤沢まで・・たっぷりと江ノ電を楽しみました。

いつものように途中下車する事も忘れてません。

藤沢からは湘南新宿ラインで熟睡・・でした(笑)


この日を境にだいぶ春めいてきましたね。
次回は春の日差しを浴びた散策が出来たらいいな。