鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第19号(2009年8月15日)

盆踊り前の円覚寺(その1)

盆踊り飾り付け

総門

山門前

山門

山門

 総門あたりは、いつもどおりの円覚寺です。この石段の辺りのもみじの緑が大好きです。どれだけ暑くても、ここだけは違う空気を感じるのです。もちろん、総門を入ってからも、円覚寺境内を漂っている凛とした空気が大好きです。
 山門前辺りから、山門周辺にかけては、夜の盆踊りの飾り付けが目立っていました。朝訪れたので、夜まで待って盆踊りを見ることは難しかったですが。

仏殿からはいつもの円覚寺

仏殿

仏殿

 山門を過ぎると、仏殿がありますが、この辺りには盆踊りの提灯はありませんでした。ここからは、いつもの円覚寺の凛とした空気が漂っています。今日はどこを歩こうかなと迷ってしまいましたが、お天気が良いので、高台に上がってみることにして、鐘楼を目指しました。

鐘楼と弁天堂

北鎌倉の眺め

東慶寺

石碑

鐘楼

 高台にある鐘楼と弁天堂ですが、この高台から北鎌倉から大船方面を眺めることができます。東慶寺も見えています。誰の歌なのか、石碑があって、ネットでいろいろ調べてみると「かまくらや むかしな賀良乃 鐘の音 寄りつどら志 ものの婦の靈」と書いてあるようです。

仏殿から妙香池方面へ

仏殿

仏殿裏の庭

 ふたたび仏殿近くに下りてきて、こんどは境内の奥へと向かいました。仏殿の裏には、ちょっとした庭があり、いろんな花が咲いています。名前はわかりませんが、紫色の花やユリも花が咲いていましたし、この時期に良く見られる百日紅も紅い花を付けていました。

境内奥への道

セキレイ

 方丈の横から境内奥の妙香池方面へ続く、この道の風景が大好きです。とても酔い眺めです。ここを歩いていると、本当に凛とした気持ちになるのです。人がやたらにちょっかいを出さないせいでしょうか、近づいても逃げない鳥が居ました。セキレイの一種だと思いますが、かなり近くまで近づいても、逃げませんでした。