鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第43号(2009年10月24日)

北鎌倉のいろんなもの

トンネルの向こう

 北鎌倉駅から大船方面へ戻ってみると、こんなトンネルが線路脇にあります。線路沿いの崖は、人が削り取ったような感じで、えぐれているところなどがあって、何だかとても面白いのです。
 線路沿いの道は、こんな感じです。そのうち、会席料理の好好亭へのトンネル好好洞が見つかります。残念ながら、このお店は今は営業していないようです。
 トンネルの中に入り、向こう側に出ます。広がっているのは、何だかほっとする空間です。どこか懐かしいような気持ちにさえなります。トンネルを出て、右へ折れます。そう言えば、左に折れたことがないので、次は左に折れてみることにします。
 八雲神社のお社が見えてきます。狭い境内ですが、こんな狛犬が高台から北鎌倉を護っているかのようです。眺めが良い場所です。北鎌倉駅で降りた人の大半は円覚寺方面へ向かいますが、たまには反対側から回ってみるのも良いと思います。
 高台の道をしばらく歩くと、こんな道が続いています。今の時期、ツワブキの花が綺麗だったりします。
 風化してしまった石仏なのでしょうか。とても不思議なものが、木の根っこにぽつんと置いてありました。八雲神社から円覚寺方面へ歩くと、円覚寺の塔頭のいくつかがあるのです。

そして円覚寺へ

 最後に円覚寺に行ってみました。選仏場の中が何やら神秘的な雰囲気です。仏殿の裏には、こんな金平糖のような花ヒメツルソバが花盛りです。

 普段歩かない、あまり通ってみたことがない、そんな道を行くと新しい発見があります。