鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第44号(2009年10月31日)
材木座・光明寺
和賀江嶋
材木座にある薊というお店で、名物のサンマーメンを食べ、それから材木座辺りを歩いてみました。まず訪れたのは、和賀江嶋(わかえのしま)です。昔の港の跡、つまり築港遺跡です。訪れた時は潮が満ちていたようで、島のようになった部分だけ見えていました。干潮の時は歩いて行けるようですが、未だに歩いて行けそうな時には訪れたことがありません。
光明寺辺り
光明寺の裏には、陸奥国磐城の大名内藤家の墓地があります。江戸時代のお墓で、大型のものは3~4メートルもあるようです。光明寺は何度も訪れているのですが、このお墓を見たのは初めてです。もちろん、光明寺の許可なしでは、お墓の敷地には入れません。
いつものように、光明寺境内に入り、工事が終わり完成した大聖閣を眺めたりしました。庭の蓮はすっかり枯れてしまって、ちょっと寂しくなった池でした。光明寺は、本堂に入ることができ、本堂の周りの廊下をぐるりと回ることができます。庭に面した廊下に座りこんで、池のある庭を眺めていると、何となく落ち着きます。
光明寺を訪れると、いつも猫に会えます。この日はいつもより猫が少なかったのですが、いつものように猫の写真が撮れました。以前訪れた時は、どの猫も昼寝ばかりしていましたが、この日はやけに行動的でした。
補陀洛寺と九品寺
補陀洛寺(ふだらくじ)は、今では小さなお寺ですが、昔は七堂伽藍がそろった大きなお寺だったようです。本尊の十一面観音をはじめとして、文化財も多いようですが、ひっそりとたたずむ小さなお寺でした。
九品寺(くほんじ)もこぢんまりとしたお寺ですが、新田義貞が作ったお寺です。本堂に掲げられている額の文字は、新田義貞が書いたものの写しとされます。もとになったものは、本堂に保存されているそうです。
材木座辺りには、こぢんまりとしたお寺がいくつかあります。散歩がてら、お寺や神社を回るのも良いと思います。
九品寺(くほんじ)もこぢんまりとしたお寺ですが、新田義貞が作ったお寺です。本堂に掲げられている額の文字は、新田義貞が書いたものの写しとされます。もとになったものは、本堂に保存されているそうです。
材木座辺りには、こぢんまりとしたお寺がいくつかあります。散歩がてら、お寺や神社を回るのも良いと思います。