鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第45号(2009年11月3日)

紅葉を待つ北鎌倉東慶寺

 大好きな北鎌倉の東慶寺の紅葉をチェックしに行って来ました。もちろん、紅葉の時期はまだまだだということは、確信していたんですが、それでも紅葉しかけている葉っぱでもあるかなと、少しだけ期待していました。

 門を入り、拝観料を納めて、正面の金仏まで歩いて行きました。少し前まで、紫苑や大毛蓼が花盛りだったお花畑は、少し寂しくなっていました。
 秋らしい空になってきていて、少し寒かったのですが、空がとても綺麗でした。空気が澄んできた感じがします。この日はとても良いお天気で、雲もほとんど無い快晴の空でした。
 楓の葉っぱをチェックしてきましたが、やはり紅葉はまだまだ先のようです。東慶寺億の墓地周辺には、沢山の楓の木があり、紅葉が待ち遠しい感じがします。林の中に太陽の光が射し込んで、楓の葉っぱが輝いていました。
 竹林の緑や、まだ黄葉していない銀杏の葉っぱの緑も、とても綺麗でした。緑のままでも良いような気さえしてきます。こんな葉っぱが黄葉すると、どんなふうになるのでしょう。
 花畑の花で目立っていたのは、この花です。名前はわかりません。東慶寺のホームページもチェックしてみたのですが、載っていませんでした。
 りんどうは、松ヶ岡宝蔵の売店の前や山門の階段脇など、あちこちで咲いています。今が花盛りと言った感じで、見頃を迎えているようです。
 秋らしいススキやちょっと紅葉した木は、山門へ続く石段下の左側にあります。喫茶吉野と言うお店がある辺りから見られます。帰りに通った円覚寺の前の楓の一部がわずかに紅葉していたくらいで、北鎌倉の紅葉はまだ少し先のようでした。