鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第69号(2010年5月1日)

竹林のある寺を歩く

東慶寺

北鎌倉の東慶寺にも、竹林はある。

東慶寺のシンボル的な存在の金仏を通り過ぎて、境内を奥へ歩く。

右手に崖があり、そろそろイワタバコの緑の葉っぱが元気になっている場所を、さらに奥へ。
お墓のある辺りに少しだけ竹林がある。

楓の木と重なり合っている感じだ。

見上げると竹林の緑と楓の葉っぱが重なって見える。

緑に緑なので見づらいけれど、僕は何となくこの風景が好きなのだ。

浄智寺

東慶寺を出て鎌倉街道を鎌倉方面へ歩く。

踏切の手前の郵便ポストがあるところを右に折れると、浄智寺がある。

浄智寺の竹林の方が東慶寺よりは広そうだけど、それでもこぢんまりとしている。

この井戸が目印になる。
浄智寺の竹林も境内の奥の方だ。

竹林の中にお地蔵さんがあり、何だかちょっとミステリアスなスポットになっている。

親子だろうか、狸の置物もあったりする。

報国寺

鎌倉のお寺の中で一番竹林が有名なのは、ここ報国寺だ。

北鎌倉からは電車で移動し、鎌倉駅で金沢八景行きのバスに乗り換える。

浄明寺バス停で降りると歩いてすぐのところに報国寺がある。
お天気の良い日に行ったのだけど、午後になっていたためか、竹林は薄暗かった。

午前中の方が明るいのかも知れない。鎌倉のお寺は谷戸にあるから、陽射しの向きによって明るさが変わる。

薄暗いと写真を撮るのも大変だ。
報国寺は境内に入るには、拝観料は無料である。

竹林に入る時だけ、拝観料がかかるのだ。

でも報国寺に行ったら、竹林を是非見てほしい。