鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第10号(2003年5月20日)

報国寺

本堂

 
杉本寺(⇒前号:No.9)を後にして、金沢街道へ出る。

  この辺りは交通量が多いが、街道の南側を流れる滑川に沿って
 車道よりも一段高くなっている歩道があるので、車を気にせずに
 歩きやすい。

 バスの一駅分も歩かないうちに「華の橋」がある。
 これを渡り、雲水料理のお店や洒落たCafeの前を進むと・・・
 竹の寺『報国寺』。

↑この黒いのが「竹の子」



  本堂の裏手には、明るく開放的な庭に向かって開口部がある
 大きなヤグラが2つ。 陰鬱な感じが全くしないヤグラを遠望
 してから、竹林へ入る。

 京都から移植したと言われる太くて、背丈のある「孟宗竹」の
 林の中には凛と佇む石燈籠。 存在感がありました。
 その手前には「今年の新人」竹の子も。
  

 

更に奥の茶席へと小径を進む。

お抹茶と可愛い干菓子で一服。  
近くには小さな滝もあり、水音とヒンヤ~リの涼風も
楽しめるので、500円はお値打ちモノ。

*後方は新旧の孟宗竹とイワタバコの下草。

 

抹茶はいかが?

 


お抹茶の時の懐紙と拝観券。

太い竹と可愛い石塔のコントラストの妙。

記念品(?)

鐘楼脇の柿若葉

 

☆ 竹林を 出でて見上げる 柿若葉   (秀)


 
鐘楼脇の柿の若葉は、先刻いただいたお抹茶色でした。

秋の「柿紅葉」も楽しみなスポットの様ですネ。