鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第11号(2003年5月27日)
浄智寺
白とピンクのツツジに囲まれた鎌倉十井「甘露の井」を左に、
苔むした石段を登ると、2階部分が鐘楼になっている楼門に。
バス通りから少し入っただけなのに、緑深き谷戸のせいか
山寺に辿り着いた感じにしてくれる。
楼門の後方でそびえているのは、禅寺の定番(?)である
柏槇(ビャクシン)の大木。(=市指定の天然記念物)
楼門をくぐり、阿弥陀・釈迦・弥勒の3世仏坐像がおあす
仏殿 『曇華殿(どんげでん)』へ。
ずっ~~と前から、シャガは『日陰の花』だと勝手に決め
付けていましたが・・・、「シャガの寺」との別名をもつお寺
だけあって、石段の両側のみならず、仏殿前庭でもシャガは
その存在を主張しておりました。
<陰の声> 拙宅の片隅でヒッソリと咲いているシャガにも
自己主張のチャンスを与えてやらねば・・・・。
仏殿 『曇華殿(どんげでん)』へ。
ずっ~~と前から、シャガは『日陰の花』だと勝手に決め
付けていましたが・・・、「シャガの寺」との別名をもつお寺
だけあって、石段の両側のみならず、仏殿前庭でもシャガは
その存在を主張しておりました。
<陰の声> 拙宅の片隅でヒッソリと咲いているシャガにも
自己主張のチャンスを与えてやらねば・・・・。
仏殿から案内板に従って、右手へ進むとパッとこの書院。
日本画家「川合玉堂」サンが好んで描く世界とソックリですネ。
後方の竹山の緑が太陽の移動に沿って刻々と彩を変化させて
ゆく様は、全く見飽きない光景でした。
「案内板」:この寺はヤタラと案内板の多いのが特徴(?)。
でも、そのお陰で、良いスポットを見落とさないで
済むのですが・・・・。
オガタマノキのすぐ近くに、花弁が車輪形に6枚あり、全体が
半球状の紫色の花を見つけました。
出口手前の大きな灯籠の傍でも同じ花が数株。
お寺の方に聞いたら、「アガパンサスでしょ」との事でしたが、
手元の「園芸百科」と見比べる限りは・・・・・・
「シラー・ベルビアナ」かも???
先程の仏殿を右折せずに、真っ直ぐに進んだ突き当りに、
大きな球状の石のモニュメント。
その傍には可愛い白い花を付けた『白雲木』。
背丈が高い木なので・・・望遠レンズ(200mm)を付けても
コレが精一杯のアップでした。
<オガタマノキ> : 少し朱色掛かった黄色で、プラスティック製・・・と
言う感じがする花だったので写真は省略しましたが、
とにかく良い香りを境内に漂わせてくれていました。
ガイドブックには、「バナナの香り」の様なと、書いて
ありましたが、実際はもう少し「高貴さ」が混ざっており
清涼感もある香りでした。