鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第13号(2003年6月3日)
明月院
明月院通りの突き当たりにある入り口では、みずみずしい
シャクナゲ(石楠花)がお出迎え。
☆ 『オオデマリ以上、アジサイ未満』・・・のこの時期に、
静かな明月院を味わってきました。
開園直後に立ち寄ったので、いつも混雑している本堂前も人影ナシ。
丸窓の向こうでは、花菖蒲が出番待ちをしている筈です。
* 受付の方の話では、今年の開花は6月3日頃からとの事。
花菖蒲の次の出番を待っているアジサイの葉っぱに
こぼれ落ちた『オオデマリ』の花びら。
大きな朴の木と竹林の間で咲いていたナツロウバイ(夏蝋梅)。
花名には「梅」の字が入っているけれど、花は何故か「椿」風。
梅雨の走りの雨を含んだ竹がこんなに垂れ下がって・・・・。
花菖蒲やアジサイのシーズンに入ると、人・人・人で埋め尽くされる
ここの石畳の通路にも・・・束の間の静寂が・・・・。
* その静かな境内の余韻を楽しみながら、元の明月院通りへ戻ったら・・・
小学生5~6人のガヤガヤ・グループが2組も。 < ヨカッタ(笑)>
* シャクナゲ、オオデマリの他にも、ヤグラ前のミヤコワスレや
手入れの行き届いた枯山水庭園内のサツキ等が、プレシーズンの
明月院を静かに彩っていました。