鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第133号(2005年5月18日)

なんじゃもんじゃ (円覚寺) .



『なんじゃもんじゃの木』と聞けば、
どんな木なのか?花なのか? 見たくなりませんか?


ソレは円覚寺の仏殿裏にありました。
巨大な杉の木のに挟まれているので小さく見えますが・・・

反対側から見ると・・・結構な大木です。

この木の下に付いていた「説明文」によりますと、
学名は、 「雪のような白い花」を意味する
Chionanthus retusus tindl. et Paxtonと言い、
モクセイ科の落葉高木で、純白で円錐状の集散花序を
小枝の先に付ける。中国福建省原産。



満開の大木ですが・・・
艶やかさでは小株の石楠花にも負けそう。


「なんじゃもんじゃ」は、どうやらニックネームのようで、
俗称は「一つ葉のトネリコ(=タゴ)」と言う意味の
『ヒトツバタゴ』との事でした。


帰路、花の名所である境内の「松嶺院」に立ち寄ると
そこにも「なんじゃもんじゃ」が。

ここのは石段脇まで満開の枝が垂れ下がって来ており
大分近くで見ることが出来ました。

最後は、こんな至近距離にて「拝観」。

張り紙曰く・・・
『なんじゃもんじゃのき(ひとつばたご)明治神宮より頂戴』

*何故、本家の円覚寺からではなく・・・明治神宮から?
 それとも、本家は、この松嶺院からの頂戴だった?

*写真はいずれも5月16日撮影。