鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第19号(2003年7月15日)
大町・小町周辺にて
鎌倉駅を出て、若宮大路を渡ったところにある『大巧寺』。
現在は安産祈願の寺として信仰を集めていますが、元々は
十二所にあり『大行寺』と呼ばれていたそうです。
頼朝がそこで戦評定をして大勝した為、大巧寺と改称し、
この地へ移されたとの事。
人通りの多い門前で、木賊(トクサ)をバックにアカパンザス
が、ご覧の通りの絶好調振りを披露していました。
身延山から日蓮上人の分骨を移して建立された御分骨堂が
あるので、「東身延」とも呼ばれている『本覚寺』。
モダンな八角形の夷堂のある解放的な境内では、鉢植えの
ハスが見頃を迎えていました。
御分骨堂の傍のお地蔵さんは子供達の格好の遊び場。
その名も・・・『しあわせ地蔵』。
日蓮上人が佐渡流罪から赦免されて、鎌倉へ戻ってこられた時の
最初の霊場で、鎌倉最大の日蓮宗寺院『妙本寺』。
この地は比企ガ谷と呼ばれ、北条氏に滅ぼされた比企一族の屋敷が
あった所だそうです。
総門越しに見えるカラフルな絵が貼ってある建物が比企谷幼稚園。
お寺の八角堂がそっくりそのままの形で幼稚園に変身していました。
広い境内で・・・梅雨の晴れ間の太陽を受けて・・・
思い切りツルを伸ばして咲いているノウゼンカズラ。
大小の蕾が未だ沢山残っていましたので、もう暫くは楽しめそうです。