鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第33号(2003年12月11日)
円覚寺 Again .
先週はあんなに大勢いたアマチュア・カメラマンも紅葉の
葉っぱと共にめっきりと減り、山門と仏殿の間の広場では
スケッチを楽しむグループが目立ちました。
その仏殿の裏側では斜面一杯の『ヒメツルソバ』が。
仏殿の奥にある方丈の『勅使門』。
立派な彫刻のある門の手前では冬の陽を受けた『万両』が輝いていました。
モミジの様な派手さはないけれど・・・鑑賞期間も長く、上品で美しいですネ。
門の後方に少し見えている方丈内のビャクシンの大木には、
四季の花々や紅葉・・・そしてそれらを求めてやってくる人々の毎年の営みが
どのように映っているのでしょうか?
傍に近寄ると・・・そんな畏敬の念を感じさせるビャクシンの古木です。
塀越しに見る『仏日庵』のお茶席。
緋毛氈も春以降に、新調されたようで・・・
傘や紅葉と鮮やかさを競っている感じがしました。
『仏日庵』の入り口近くの木蓮。
先週はまだ黄色い葉っぱが残っていたのですが・・・
今は、銀色の毛に包まれた無数の蕾が越冬準備体制に。
帰り際に見つけた、国宝『舎利殿』入り口のモミジの大木。
先週は、山門、仏殿、選仏場近くのモミジに目を奪われて、
奥にこんな大木があったのには全く気付きませんでしたが、
貫禄十分の太い幹から判断して寺一番の長老だったのカモ。