鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第34号(2004年1月8日)

初詣・鶴岡八幡宮(2004) .

 ホボ全国的に穏やかな天候に恵まれた2004年の幕明け。

大混雑の3ヶ日を避けての初詣でしたが、それでも本殿には
御祈祷を待つ長~い列が。

学生風のバイトさんが『受付は石段の下で御願いしま~す』と
盛んにスピーカーで連呼していました。

*改修工事も終わり建物の色には鮮やかさが蘇っています。
 今年の八幡宮初詣ポスターのように、この額の前へ白鳩が
 飛んで来てくれれば最高だったのですが・・・(笑)


舞殿の屋根の下から見上げた本宮。

昨年の改修工事前の緑青を帯びた屋根の色が懐かしいです。
あのような色になるのには何十年も掛かるのでしょうネ。

因みに、この舞殿の屋根には古色蒼然とした緑青の味わいが
残っています。
赤い太鼓橋近くの鎌倉彫り店の駐車場で見かけた大看板。
『明治初頭の若宮大路』とのことです。
突き当りに、三の鳥居と大イチョウが描かれています。

(参考)
段葛の桜並木が最初に登場したのは日露戦争の戦勝記念
植樹としてであり明治38年。
又、今のように高く盛り土されたのも大正、昭和になって
からだそうです。
・・・となると、この看板の画は両側の家並みはともかく
大路としての段葛の原型に近いのかもしれませんネ。
 

若宮大路を更に下ったところの材木屋。

背丈の2倍以上もある角材を揃えて並べてできた面に
描かれた大挨拶状(?)

粋な計らいですネ。
二の鳥居近くにて。 
オバアチャンと2人のお孫さんでしょうか。

この後、若い車夫が1万円札をヒラヒラさせながら
近くの店でポケットカメラを買って戻ってきました。

これから繰り広げられる3人の人力車ツアーの情景を
思い浮かべながら・・・・帰途につきました。

ほほえましい余韻の残る良い初詣でした。

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