鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第35号(2004年3月2日)
早咲き桜 in 鶴岡八幡宮 .
桜が咲き始めるとラッシュアワーのプラットホームと化す
『段葛』も、プレ・シーズンの、しかも午前7時過ぎには、
我々の前後を行き交う人影は全くなし。
境内に入ると「収穫」を終えて戻ってきたアマチュア・
カメラマン3人とすれ違ったのですが、我々は未だこの時点
では境内の桜の開花を想像しておらず、ジャリジャリと音を
立てながら歩いていました。
ところが・・・石段横ではこの通りの満開状態。
神職に就いている若者二人。
清々しいデスネ。
いつも大勢の人がいる舞殿付近もこの通り。
*静御前がフワー・・・・と、舞い降りてきても
おかしくないような静寂と荘厳。
神へのお膳『神饌』のお供えを終えて急いで石段を
降りてゆく若者。
次にはどのような神事が若者を待っているのかな?
*中身は知る由もありませんが、神饌を運ぶ箱の形は
現在の寿司屋の出前用に引き継がれている感じ。
神社の方の話では、毎年、石段横の桜は早く咲くそうですが
暖冬の影響か、帰路に立ち寄った『旗上弁財天』でも咲き始め
ていました。
週が明けてからは寒波が戻ってきたような関東地方ですが、
もうこれからは日増しに源氏池の水も温んで、本格的な花の
シーズンに・・・。 楽しみですネ。