鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第391号(2007年2月9日)

笹リンドウ (No.3) .


(つづき)

「節分会」の掲載で中断していましたが、

 「笹リンドウ」の続編をお届けします。



 これは満福寺に奉納されているもの。
 


鶴岡八幡宮境内にある白旗神社。


 頼朝の霊を弔う為に建立されたこの神社では

 黒の漆に笹リンドウがよく映えていました。

若宮大路にある土産店にて見つけた「源氏凧」。

 鎌倉時代には、士族に男子が生まれると健やかな

 成長と家門の繁栄を祈願して、このように家紋の

 入った凧を揚げたとのこと。


* この凧は社会福祉法人・清和会が運営する施設で
  創作されたものだそうです。


 
 

さて、これは鎌倉市の「市章」です。


 笹の様に見える葉っぱの膨らみ加減以外に

 源氏の「家紋」としての笹リンドウとは

 少し異なる部分があることに気付かれましたか?



 ご存知の通り、市内で見かけるマンホールにも


 市章のリンドウマークが付いています。



 このように古いコンクリート製の


 マンホールにも・・・。
 
 この写真で見ると「家紋」との違いが

 よく分かりますね。


 そうです。市章のリンドウは三つの花弁の内

 真ん中の一輪のみ開花で左右の二輪は蕾。
 
 一方の家紋は三輪とも開花しています。


               (つづく)