鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第4号(2003年3月19日)
早春 in 鎌倉(円覚寺)
鎌倉街道沿いに立っている朽ちた石塔を目印に小径に入る。
深い木立に囲まれてひっそりと佇む白鷺池。
その水面に届かんばかりに枝を垂れ下げている紅梅を見ながら
小さな石橋を渡り、JR横須賀線の線路を越えて総門に向かう。
・・・・暫く進むと、左手に「選佛場」。
白壁の建物は、元禄時代の建立とは言え、その前に立つ一対の
年代モノの石灯籠と比較すれば、新築の感あり。
次は・・・・美しい茅葺屋根の「仏日庵」。
白梅の咲く静かな庭の野点笠。
緋毛氈(少し色が褪せていますが)の茶席に腰を下ろして
一息入れましょう。
なにしろ円覚寺は、創建当時40院以上もあったと言われ、
現在も18院の塔頭がある広ーーーい境内なのですから・・・。
因みに正式名称も『瑞鹿山大円覚興聖禅寺』と、長ーーーかったです。
方丈・勅旨門手前の紅梅の古木。
絵になるスポットですね。
更に奥に進んで・・・・境内の突き当たりにある「黄梅院」。
庭先で見かけた木彫りの仏像(観世音菩薩?)。
「手作り」・・・・と言う感じが良く出ていて、
トテモ愛着を覚える逸品でした。