鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第95号(2005年2月2日)

梅、ほころぶ (来迎寺・荏柄天神) .

 
今週は全国的に寒波に見舞われている様ですが、
総じて・・・・暖冬なのでしょう。 大分前から
お寺や民家の梅が目立つようになっていました。

明日は「節分」、と言う事は明後日からは「春」!!!

そんな中、『梅一輪 一輪ほどの 暖かさ』にピッタリの
光景が西御門の閑静な住宅地の奥にありました。

『来迎寺(らいこうじ)』。
丸みを帯びた年代モノの石段傍で咲くスイセンを
見ながら本堂へ。

その本堂の傍のロウバイ。

「素心ロウバイ」(例えば光則寺の山門前)の様に、
花が鈴なりの種類もありますが、この静かな佇まいの
お寺にはこちらの種類が似合っていました。


来迎寺とは対照的にカラフルで賑やかな『荏柄天神社』。

受験シーズンの社殿は、「絵馬」の衣の重ね着状態でした。


境内では甘酒も・・・1杯100円で。
陽光を一杯に浴びて咲く神輿庫前の紅梅。

暖冬のせいだけではなく、地形的に陽だまりに
なるからでしょうか?
この紅梅は例年、早く咲き出すそうです。

鮮やかな朱塗りの社殿を背景に咲く清楚な白梅。

絵馬に託した大勢の受験者の願いがこの梅の様に
全て開花すればよいのですが・・・・。



<参考>

 *2月8日(火)は荏柄天神社で「針供養」。