鎌倉好き集まれ!ひげぼーずさんの鎌倉リポート・第13号(2006年9月3日)

秋の気配

アップするのが遅くなってしまいました・・・

ようやく夏の強い陽射しが薄らぎ、秋の気配が朝夕に
漂い始めました。

朝、開門すぐ、まだ朝靄の残る円覚寺の山門です。

幾度も見てきましたが、久しぶりに美しい山門の姿を
収めることができました。
円覚寺内の弓道場です。

少し強さを落とした木漏れ日が、弓矢に当たり、
色の濃淡を際立たせています。

弓矢を引く音。
放った瞬間の、弓・矢の風を切る音。
少し間が空いて、矢が的に的中する音。

静かな空間に、少しの音だけが響いていました。
同じく円覚寺境内、国宝の釣鐘です。

見晴台からは、東慶寺の境内が望むことができました。

同年代のアメリカ人らしき青年と一言二言、言葉を
交わしましたが、日本に興味を抱いている外国の方は
なかなか鋭い(日本人とはまた違った)視点で、
日本の美しさを感じているものなのですね・・・

場所を移して、今度は海蔵寺です。

本堂脇の甕の睡蓮と、それに反射した太陽の分身像が
キラキラとしていました。

この日は、釣鐘の前の芙蓉の木の、ちょうど目の高さに
蟷螂を発見。
レンズを向けると、警戒しつつ、カメラ目線をくれました。
獲物を狙っているところ、邪魔してゴメンよ。
次々と場所を移してしていますが・・・
今度は、銭洗弁天の境内にて。

露草ですね。

弁天様の水辺に、秋らしい太陽光を受けて、一際美しい
露草色を放っていました。