鎌倉好き集まれ!ひげぼーずさんの鎌倉リポート・第28号(2008年1月13日)

長谷地区レポート

秋に面掛行列が行われることで有名な、御霊神社境内の「弓立の松」です 。

木目が表現できるように接写してみました。

鎌倉には、規模は小さくてもたくさんの故事が残る寺社が多いですよね。
御霊神社境内にある別社です。

掲載した写真では読み取りにくいと思いますが、由緒が木札に記されており・・・

 『昔、御霊神社の前浜沖にあった巨石に、多くの船が座礁し多数の人命が
  奪われた。海神の怒りと悟った村人は、これを曳き上げ、その上部を
  祀って石上神社と称した。
  海上安全・豊漁の守護神として今も篤く信仰されている。』

とあります。
上の石上神社ご神体の巨石です。

上部に「のみ」を入れた跡が見て取れます。

海中から曳き上げられた石に、海での安全を祈願してきました。
(趣味で、海に潜るので・・・)
「竜の髭」。
この種子の碧さには、子供の頃から惹かれたものです。

暑さ・寒さにも強いらしく、注意してみていると、そこここに自生して
いるのを見かけます。

「兎苔」。
こちらは、なかなかお目にかかることができないですね。

どうしてもピーターラビットの顔に見えてしまうのは私だけでしょうか?

それにしても、動植物の和名の妙・・・。
面白いです。