鎌倉好き集まれ!hiro-mimiさんの鎌倉リポート・第8号(2006年2月21日)

鎌倉、御成町、独り言・・

着物の女性が普通にいる町なんですよね。

御成町の最近出来たのか、紀伊国屋の通りをはさんだ向かいに、茶屋とローマ字で書いたカフェの前を通った時に、ガラスの大きなウィンドに、店内でケーキを選んでいた和服姿の女性を発見した。土地柄、珍しくもない光景なのだが、新しいカフェで着物という姿が何故か、鎌倉らしいと思った。私は、1993年から毎年4回、京都に旅に行くほどの京都好きだった。最近は、仕事が忙しくて、2年に1回のペースでしか行けなくなってしまったのだが、もう、「好き」という言葉よりも「肌に合う」という言葉の方が、合うのではと、思うほど、懐かしく、故郷とまでよんでしまおうか~というくらい、京都に入れ込んでいる。実は、私は、どの神社仏閣でも手を合わせたことがない。あれほど寺という寺にいっていながら、一度も手を合わせた事が無いのだ。これには色々と訳がある。私の両親は、父と母では互いに信ずる対象が違うのである。神社仏閣を芸術として観る為に、訪れるなら、かまわないという考えの母と、生粋の神道の父。まあ、別に、何を信じても個人の自由だからかまわないのだが、これはこれで、結構大変な環境なのだ。このような環境で育ったものだから、まず信ずるということに少々、欠落してるところがある。そういう感情を引きながら、修学旅行とは違う、京都に行ってみたいと思ったのは、ある1枚の寺の写真を、たまたま書店でみかけ「ここに行かなくては!!」と思ったのがはじまりなのだ。今思うと、不思議でならない。

茶屋の看板

その寺というのが「青蓮院」という東山にある、上品で落ち着いていて、何とも懐かしい感じのするお寺。初めて行った時もそうなのだが、本堂に入ると必ず涙が出てくる。帰ってきた!という感じがしてならないのだ。

源頼朝も、京の町を懐かしんで鎌倉を京の町の様に仕立てたと聞いたことがある。
確かに、鎌倉内を歩いていると、ふと、京都にトリップしたか?????と思うようなところが沢山ある。一度、京都の行きつけのごはん屋の女将に「鎌倉が好き、もう一度行きたいわぁ~」と言われ、かなり笑った経験があるのだが、そんなもんなんだろうか?



なんか、新幹線の駅みたいな看板。さすがJR

当初、実は、鎌倉など、好きではなかった。海も、本格的に好きならば、伊豆や地方に行けばいいこと。何故にハンパな都会モドキの鎌倉などに人が集うのかと不思議でしょうがなかったのだ。ところが、それは全く鎌倉のいいところを理解できていなかったからということに気がついた。
古都も、今昔・・・・・
波乗りから、歴史まで・・・・
これほどスケールの大きな場所が他にあるのだろうか??
今では、移住してしまいたい!とまで考える鎌倉好きになってしまった!(いいのか、悪いのか)
「何処かドライブに行こう」と言われたら、必ず鎌倉!と答える。ボーイフレンドの1人は、鎌倉は結界があるから行きたくないなどと言っているのだが、彼は、ただ単に、昔、鎌倉に住んでいた女の子に振られた経験があるらしく、変なかまえがある。
「鎌倉は進化してるよ~君が進化してなくて、どうするの??」と変な慰めを言うのだが、多分、彼と鎌倉を訪れる事は一生無いだろう~。

こっちも東海道新幹線「北鎌倉駅」みたいな感じだな~

まだまだ、鎌倉を知り尽くしてないけれど、これからじっくり、時間をかけて、自分の歴史と重ね合わせて、鎌倉を知っていけたらと思う。
そして、鎌倉にも、第二の青蓮院のような、心からホッとできる場所を探したい・・・
(なかなか難しいのだけどね)
頼朝が、この鎌倉で最後に骨をうずめたようにね。(そんな凄くないけどさ~~)
その前に、何でも相談出来る人を探したいと願う、今日この頃でした~~(笑・最近、心身共にかな~~りお疲れモード)

とまあ、独り事でした~~~(乱文で失礼でした)