鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第3号(2010年12月4日)

鎌倉三十三観音巡り開始(前編)

◇同行二人(どうぎょうににん)◇

鎌倉十橋:筋違橋(1/10):小野大路の大学前バス停付近にて

鎌倉十橋(2/10):杉本寺手前

 という訳で先ずは、地図を片手に鎌倉三十三観音巡りから始めることにしました。第1番札所の杉本寺からお参りを始めます。お参り後には、御朱印帳を開き、

「鎌倉三十三観音の御朱印をお願い致します!」

の言葉を忘れずに!

 お参りには幾つかの条件を付けました。
①基本的にウォーキング!・・・・・・・・・・どこまでも歩く
②参拝は1600まで!・・・・・・・・・・・ルールを守る
③鎌倉三十三観音巡りの計画の中に同時に『鎌倉の名数(鎌倉五山、鎌倉七口、鎌倉十井、鎌倉十橋、鎌倉五名水、鎌倉七福神 等々)』を写真におさめながら観て回る!・・・・・・・・・・見つけるまで何度でもチャレンジ
④案内本にも載っていない鎌倉ナニカを探す!・・・・・見つけられたら最高ぉぉぉぉぉぉぉ~

それでは同行二人(どうぎょうににん)・・・・・・・・・観音さまとの二人旅

・・・・・・・・・・・・・・・・・・始まりです。

◇杉本寺ふたたび・・・そして発願◇

鎌倉三十三観世音第1番

発願(ほつがん)

 鎌倉熱発熱の地、杉本寺です。幾分か椿の花が苔の階段に落ち雰囲気倍増です。こちらで鎌倉三十三観音巡り用の御朱印帳を頂き、スタートしました。
 それにしても苔のじゅうたんを敷き詰めた階段・・・カメラを構える、何回、何十回、何百回・・・いくらシャッターをきっても、きっても、きりすぎることはなし、気に入った写真は中々撮れません。今、自身の目で観る光景に優るものなし!!!!!

◇報国寺ふたたび・・・竹林の庭へ◇

鎌倉三十三観世音第10番

 次は報国寺です。御朱印帳を預けて
いざ竹林へ               時を忘れます!!!

苔と竹林の緑色
      銀杏の落葉の黄色
             紅葉の赤色

◇浄妙寺ふたたび・・・そして疑問が◇

鎌倉五山第5位(1/5)

鎌倉三十三観世音第9番

喜泉庵のお庭:枯山水が素晴らしい

 ふたたび浄妙寺です。本堂へ続く道!すーと引き込まれそうになります。そしてここが、鎌倉五山第5位のお寺です。時間かゆっくりと流れるような気がします。

 ものの本によると、
『かつては、お寺のまわりに禅の修行僧が集まり、浄妙寺村と呼ばれていたそうです。しかしながら、中興開祖足利貞氏の戒名が浄妙寺殿であったことから、江戸時代に尊敬の念から地名を浄明寺と改めたそうです。』
                    なあぁるほど!!!
・・・・・・・・・・・・・・・疑問ひとつ解消です。

◇迷子になって明王院◇

鎌倉三十三観世音第8番

 はじめての参拝です。地図を見つつ明王院を目指します。明石橋を渡り明王院を探す。右手に『光触寺』への案内板!おかしい?道に迷ったか?一本道そんなはずなし。このまま道なりに行くと十二所神社!!!
 明石橋まで戻る。ちっちゃな公園を見つけ入っていく。右見て左見て!右手に見つけた!明王院!!!
 なぜ見落としたのだろう?疑問!
             それにもまして見つけたときの喜びは大きい!!!!!   

◇光触寺◇

鎌倉三十三観世音第7番

 明王院を出て先ほどの道を光触寺へと急ぐ。お寺に到着。本堂には、沢山の靴がある。本堂に向いて頭をたれてお参り。そして目をあげると「御用の方は押してください。」の文字。恐る恐る押す。すぐに住職が、本堂の戸をあけ、「御朱印ですか?今説明をしているので30分程かかりますが・・・」
 「お待ちします」戸が閉まる。住職の声が本堂に響く。賽銭箱横に「10名以上の申し込みで本堂ツアーが出来る」という旨の張り紙。
 私と私と私と・・・と私、「心は10名以上いるのですが・・・」でも観音さまとの二人旅。見た目には私ひとり・・・残念!
 

 ツアーが終わるまでお寺を観て回る。案内本にもある一遍上人の像。自然に手が合わさる。合掌。
 塩嘗地蔵を拝む。「お待たせしました」背後から住職の声。御朱印帳をわたし、しばし待つ。朱印を押す音が聞こえ、経を唱える住職の声。
          感謝感激。

 さて次は、どうする。十二所神社へ行くか?それとも何処へ?

                       後半に続く。