鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1076号(2013年1月2日)

◇ 新春の風物詩 船おろし 坂ノ下海岸

              
              正月2日は漁師さんの仕事始め前の行事である 「船おろし」 が、江ノ電長谷駅から
              5分ほどの坂ノ下海岸で行われました。 
            
              今日はお天気でしたが強風が吹き、海は時化ていました。  浜に下りると砂が顔に
              あたり、きゃしゃな?身体が吹き飛ばされそうになります。
              浜には大漁旗を揚げた漁船が勢揃いし、刺し子の半纏を羽織った船主さんが、今年
              一年の豊漁と海上での安全を祈願します。
            
            
              午前10時になると、船主さんや関係者の皆さんが、船上からミカンやお菓子、小銭
              などを撒きます。  最初の船が撒き終えると次の船へと順次移動します。
            
              ミカンは黄金色をしているので、豊漁で黄金が戻って来るようにとの願いが込められて
              いるそうです。
              一昨年前にミカンが顔に当ってから、怖くて中々前には行けませんでしたが、それでも
              ミカン、お菓子、小銭などをゲット出来ましたよ。
                          
                          大漁旗二日の浜の舟おろし  (穴水よね子)

                    
               
               船おろしの行事が終わってから暫く、浜辺で凧揚げをする親子やウィンドサーフィン
               を眺めてから、江ノ電で稲村ケ崎へ向かいました。
                                                         つづく