鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1077号(2013年1月2日)
◇ 冬の海 稲村ヶ崎 ・ 由比ヶ浜
遅くなりましたが、前号からの続きです。
坂ノ下海岸で船おろしを見てから、江ノ電に乗り稲村ヶ崎に向いました。
※ 以下の写真は1月2日撮影したものです。
極楽寺駅で途中下車し、元旦に崖崩れが起きた現場を見ました。 線路際の法面が崩れて
いましたが、水道管の破裂が原因。 幸いにも電車は直前で非常停止したので、脱線事故
にならずに済んだようです。
稲村ヶ崎駅で下車し、 134 号線沿いに海浜公園に向いましたが、強風で浜から砂が巻き
上げられてピシピシと顔に当ります。 富士山の姿は全く観られませんでした。
海浜公園内の海を見下ろせる場所に 「ボート遭難の慰霊碑」 の像が在りますが、
明治 43 年 1 月 2 3日七里ヶ浜沖で遭難し、逗子開成中学校ボート部の 12 名の
命が失われ、抱き合ったまま発見された徳田兄弟の姿をモチーフにしたブロンズ像
です。 今日の様に時化た海だったのでしょうか。 改めて合掌。
あれくらし波間もみえぬ冬の日の
海のおもては行く舟もなし (藤原家隆)
稲村ヶ崎から 134 号線を由比ヶ浜沿いに坂ノ下まで歩き、御霊神社に参拝後、長谷寺を
覗いてみましたが、今は冬枯れの時期のため、花らしきものは蝋梅や万作、木瓜の莟位。
上境内では寒空の下、十月桜が楚々と咲いていました。
おしまい