鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1093号(2013年2月10日)

◇ 薄紅梅咲く 二階堂 / 覚園寺 (かくおんじ)

            
            前号からの続きです。 荏柄天神社から鎌倉宮 (大塔宮) の前を左に折れ、小さな川沿の
            路を 「覚園寺」 に向います。  鎌倉宮の鳥居前では河津桜が蕾をいっぱい付けていました。
            
            
           
          風情のある谷戸路を10分程歩くと正面に 「覚園寺」 の山門が見えて来ます。
          この辺りは薬師堂ヶ谷(やくしどうがやつ)と呼ばれています。 覚園寺はその谷の最奥に在ります。 
          山門脇では、若木の白梅が満開でした。 山門を潜った左手には、巨大な石層塔が建っています。
          その横では、ピンク色の薄紅梅が咲いています。

            
                        
                          紅梅の枝のさきなる莟がち  (長谷川ふみ子)


            
           境内の奥は、一時間おき位に拝観コースが組まれており有料です。  写真撮影は禁止ですが、
           愛染堂前庭は、拝観自由、写真撮影も出来ます。 前庭では黄金色の福寿草が咲いていました。
                        
                          黄は日射し集むる色や福寿草  (藤松遊子)