鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第114号(2007年7月7日)

鎌倉祇園大町祭り「八雲神社」(1)

     【八雲神社】

    
    7月7日「七夕祭り」の日にもう一つのお祭りが

    ありました 源頼朝が鎌倉へ拠点を構える以前

    よりあった神社で鎌倉では最も古い神社の一つ

    大町の鎮守さま「八雲神社」(やぐも)の祭礼です

    祭神は天照大神の弟 須佐之男命

    
  
  早朝に行われる「浜降り」など午前中の神事は

  観る事が出来ませんでした

  13:00から神輿渡御(お渡り)が行われました

  神霊を奉じて氏子青年が白丁烏帽子姿で町内を

  巡幸します

     【巡幸・大町付近にて】

     【大町付近にて】

    


    行列の先頭にはお囃子・太鼓 そして神輿

    天狗に似た面の猿田彦・役員総代が続きます

    お賽銭箱におひねりを供してお払いを受けて

    ご守護を祈願します
  

  沿道には乳児を抱えた方がいました

  「みこしくぐり」といって町内の乳幼児の方が

  保護者に抱えられて神輿の下をくぐり無事成長

  を祈願する慣わしだそうです

  

     【小若神輿】

     【ぼたもち寺山門前にて】

   
    私しゃ鎌倉荒波育ち 波も荒けりゃ気も荒い

    相州鎌倉けさ掛松は 幹は枯れても名は残る

    揃ろた揃ろたよ 若衆揃ろた 稲の出穂より

    良く揃ろた 八雲の社の のぼりを見たか

    あれは関東一の旗 
  
  谷にひびくよ祇園のはやし 八雲八重垣夏まつり

  笛の義光 忘れちゃならぬ 八雲社の生みの親

  鎌倉一まき そまつにならぬ

  末はみこしのすえどころ
               
            (大町天王唄より抜粋)
  

     【社へ戻る神輿】

     【八雲神社境内にて】

   

    氏子区域内を一巡した神輿は八雲神社へ戻り

    一休みした後 19:00より「神輿ぶり」の

    行事が披露される

                  つづく