鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第191号(2007年12月16日)
二階堂界隈 「荏柄天神社」 ほか
前号、鶴岡八幡宮から獅子舞へ向かう途中、二階堂界隈
を散策してみました。
東御門川付近の白い塀に浮釣木(別名・チロリアンランプ)
が影を映して、まるで水墨画を見るような風景に出合い
ました。
※ 以下の写真は12月16日撮影したものです。
今の時季は、寺社ばかりではなく、鎌倉の町を散策し
ていると、路沿いにも美しい紅葉、黄葉や椿、山茶花
などの花々に出合えます。
荏柄天神社付近にて、陽射しに映える見事な紅葉を見
ることが出来ました。
「荏柄天神社」 御神木の大銀杏。
一段高い境内にあるので遠くからでも目立ちます。
塀の屋根には散り積もった落葉が黄金色に輝いていま
した。
大銀杏黄葉に空の退ける (原田一郎)
境内は合格祈願の人々が訪れて、絵馬奉納やお守りを
いただく姿も。
本殿脇の 「三椏」 の蕾は大分膨らんできています。
境内の筆塚前には 「山梔子(くちなし)」 が赤黄色
の実を結んでいました。 ♪くちなしの〜白いはな〜
くちなしといえば、つい口ずさんでしまいますね。
お正月料理には欠かせない 「栗きんとん」 などにも
着色料として使われていますよね。
筆塚脇にて。
美しく見ゆ距離雑木紅葉かな
(宮城きよなみ)
二階堂付近にて。
赤もまた 冷たき色よ 冬椿
(久屋三秋)