鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第210号(2008年1月13日)
花の香りに誘われて(寒牡丹)神苑ぼたん庭園その2
前号からのつづきです。
「牡丹」 ボタン科
別 名 花王・富貴草・名取草・百両金(からたちばな)
花言葉 「王者の風格」「富貴」「壮麗」
牡丹花は咲き定まりて静かなり
花の占めたる位置のたしかさ
(木下利玄)
くれないの大きな牡丹の咲く
見れば花のおほきみ今かがやく
(斉藤茂吉)
藁苞(わらずと)の下で、ひっそりと咲き始めた
ところです。
白花もまた 「気品」 がありますね。
天地の 色なほありて 寒牡丹
(高浜虚子)
「斎館」 近くに咲く、黄花牡丹 「ハイヌーン」
黄花種は珍しく中国種と日本種の交配種だそうです。
黄色はこれ一株だけでした。
赤やピンク系が多いようでしたね。
こちらの牡丹は?
小町通り 「和菓子・源吉兆庵」 のショーウインドー
に飾られている工芸菓子 「雅の舞」
台、牡丹、梅、松、千両と全てお菓子の材料(餅粉・
砂糖・餡)で出来ているそうです。
本物と見間違えるほどの出来ばえですね。
おわり