鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第214号(2008年1月20日)
花の香りに誘われて 「浄妙寺」
前号からの続きです。
金沢街道 「杉本寺」 から浄明寺の鎌倉五山第五位の
寺格をもつ 「浄妙寺」 を訪ねました。
正式には、稲荷山(とうかさん)「浄妙廣利禅寺」
山門を潜った左手の受付ではネコ君が迎えてくれます。
受付の反対側には、白玉椿の花が咲いていました。
鳥の嘴 白玉椿 きはつきし
(加舎白雄)
閑寂な境内には銅版葺き屋根の本堂が佇んでいます。
本 尊 釈迦如来
開 基 足利義兼
開 山 退耕行勇
参道の梅もほころび始めたようですね。
参道脇の庭園には数本の「蝋梅」が咲き、甘い香りを
漂わせています。
参道左手奥の茶室「喜泉庵」
侘助や 障子の内の 話声
(高浜虚子)
久し振りに枯山水の庭園を眺めながら一服、
「水琴窟」 の澄んだ音色に耳を傾けて来ました。
抹茶・ラクガン付き ¥500.
「喜泉庵」から、さらに坂道を上った高台左手奥に、
「石窯ガーデンテラス」があります。
大正時代の貴族の邸宅を改装したという洋館のレスト
ランカフェ。
手前のガーデンパラソルのテーブル席で石窯で焼いた
スコーンとコーヒーを頂く。
売店の女性が寒いからと座布団を貸してくれました。
※ 以上の写真は1月20日撮影したものです。
つづく